チョッパーなぜ毒キノコをヒルルクに持ってきた?名前や食べた理由も深掘り!

チョッパーが医者になる前、まだ何も知らないとはいえ、なぜ毒キノコをヒルルクに持ってきたのでしょう。
さらにヒルルクは、そのキノコの名前や特性を知っていたのに、食べた理由はなんだったのか…。

スープにして食べていたよね。
この記事を読んでわかるのは、
- チョッパーはなぜ毒キノコをヒルルクに持ってきたのか?
- キノコの名前や食べた理由を徹底解説!
何度見ても泣いてしまうこのエピソード、詳しくご紹介していきますね♪
Contents
チョッパーはなぜ毒キノコをヒルルクに持ってきたのか?

チョッパーが持ってきたのは“毒キノコ”ではなく、どんな病も治すことができる、万能薬のキノコ…チョッパーは、そう信じて持ってきました。

毒だなんて思ってもいなかったよね…。
当然、大好きな人の命を救うために、毒だとわかっているキノコを食べさせようとする人はいませんよね。
悲しい結果になってしまいましたが、チョッパーは本気でヒルルクを助けたかった、ただそれだけ…。
では、なぜ毒キノコを”万能薬”だと勘違いしてしまったのでしょうか。
ドクロのマークは良いものだと思っていた!

チョッパーは、図鑑で調べたキノコの横に”ドクロマーク”が書かれているのを見て、どんな病気にも効く、万能薬のキノコだと勘違いしました。
なぜなら、ドクロマークはどんなことでも叶えられる、最高のマークだと思っていたから。
普通なら毒々しいと捉えがちなドクロのマークですが、ヒルルクにとっては『不可能も可能にする』大事なマークだったのです。

ドクロマークなんだけど、桜の花びらが可愛かったのを覚えているよ。
そんなヒルルクの言葉をいつも聞いていたチョッパーは、ドクロのマークは良いものだと思い込んでいました。
不可能も可能にする…なんて言われれば、「どんな悪いことも良い結果に変わる」と勘違いしても当然ですよね。
しかもチョッパーはトナカイですから、この時はまだ字を読むこともできず、マークだけを見て判断するしかなかったはず。

そうだった、チョッパーはトナカイだぁ。
だから、図鑑に載っていたドクロマークは良い印だと信じて疑わず、命懸けでキノコを採りに行ったのです。
医者を目指すきっかけに!

チョッパーが持ってきたキノコを食べたヒルルクが、悲しい最期を迎えたことで、チョッパーは医者を目指すことに。
自分が持ってきたキノコが“毒キノコ”だったことを知ったときの絶望は、一生忘れられない大きな傷になりました。
だからこそ、自分が医者になってたくさんの人を救いたいと心に決めたのです。

自分のせいで人が死んじゃうなんて、辛すぎるもんね。
猛毒のキノコを大好きな人に渡してしまった、食べさせてしまったなんて、信じたくないですよね。
そんなチョッパーの気持ちを考えると、本当に鳥肌が立ちました。(汗)
Dr.くれはは、優しさだけでは人は助けられないし、知識と技術がなければ誰も救えないと言います。

厳しいけど、間違ってないね。
それを聞いたチョッパーは本気で医者を目指し、自分が万能薬になるんだと思いの丈を叫んでいました。
取り返しのつかないことをしてしまった絶望から立ち上がり、前を向いて進めたのはヒルルクの優しさと、Dr.くれはの強さがあったから。
チョッパーが人間に心を開き、信じることができて本当に良かった…。(泣)
ヒルルクが食べた毒キノコの名前も調べてみた!

実はヒルルク、チョッパーが持ってきたキノコが“毒キノコ”であることを知っていたにもかかわらず、スープに入れて食べました。
それはなぜか…疑問に思う人が多いようですが、答えは簡単。

疑問に思う人は、もう一回ちゃんと見てほしいな。
ヒルルクは自分のためにキノコを持ち帰ってくれた、チョッパーの気持ちが本当に嬉しかったのです。
この冬島編はチョッパーが初めて登場した最も印象に残っているエピソードで、本当に切ないストーリー。
ヒルルクの優しさや猛毒キノコについて、詳しく見ていきましょう。
まずはヒルルクの優しさを深掘り
ヒルルクは毒キノコを食べることで、さらに寿命を縮めることになりますが、チョッパーの優しい思いを無駄にしたくなかった…。

”優しい×優しい”は、“尊い”になるのかも。
ドアを開けると、そこにはボロボロになったチョッパーがキノコを持って立っていた、あの瞬間にヒルルクは全てを悟ったと思います。
親が子を思うように、とても愛おしく感じたことでしょう。
”ヒトヒトの実”を食べたチョッパーは、トナカイでもなく人でもない化け物、人間からもトナカイからも仲間はずれにされてきました。

チョッパーの過去は壮絶だよね。
チョッパーは「気持ちが悪い」という理由で人間に銃で撃たれ、瀕死の重傷を負わされています。
こんなことがあったわけですから、人間への不信感はかなり強く、ヒルルクとの出会いも最悪のものでしたよね。
ヤブ医者で変わり者扱いされていヒルルクは、唯一チョッパーの心を開かせることができた人間です。
「トニートニー・チョッパー」という名前はヒルルクがつけてくれたもの。

名付け親だったんだね。
そんな二人の関係があったからこそ、ヒルルクは自分の命が尽きるとわかっていても、喜んで毒キノコを食べたのです。
古臭い言い回しだと笑われるかもしれませんが、これこそまさに“涙なしでは語れない”感動的なシーンでした。
赤色に白い斑点はアミウダケ!

チョッパーが命懸けで採ってきたキノコは『アミウダケ』という猛毒キノコ。
真っ赤なカサに白い斑点があるキノコで、食べると1時間以内には命を落とすと言われる猛毒キノコです。

苦い味がするって言っていたね、我慢して食べてくれたんだね。
きっと見た目には可愛らしいか、綺麗か…チョッパーには万能薬になる貴重なキノコに見えていたのでしょうね。
そんなキノコをスープにして食べたヒルルクの死も、すぐそこに迫っていましたが、実はヒルルクの死の原因はこのアミウダケではありません。
チョッパーが責任を感じないように、自爆したのです…。

最初は何が起きたかわからなかったよ!
せっかく図鑑で調べることができたのに、ドクロのマークの意味さえちゃんと理解していたら…、と考えると本当に切ないですよね。(涙)
まとめ

チョッパーがなぜ毒キノコをヒルルクに持ってきたのか、名前や食べた理由を調査・解説しました。
- チョッパーは毒キノコだとは知らずに、ヒルルクに渡してしまった。
- 名前は『アミウダケ』、赤色に白い斑点が特徴。
- ヒルルクがなぜ、毒キノコだとわかっていても食べた理由は、チョッパーの優しい気持ちを大事にしたかったから。
とても優しい気持ちになれるエピソード。

誰かに優しくしたくなるかも。
アニメは冬島編78〜92話、マンガは15巻〜17巻で見ることができるので、ぜひどうぞ♪