エヴァンゲリオン最終回「おめでとう」の意味は?最後の言葉を考察

エヴァンゲリオン最終回でのセリフ「おめでとう」にはどんな意味があるのでしょうか。

何度見ても理解できなくて。(汗)
謎めいた最後の言葉を考察していきます!
- エヴァンゲリオン最終回の「おめでとう」の意味は?
- 最後の言葉を考察!
噂の最終回を深掘りしていきましょう♪
Contents
エヴァンゲリオン最終回「おめでとう」の意味は?

最終回26話に登場する噂のシーン、「おめでとう」の意味は誰にもわかりません。
庵野秀明監督によると、原体験というか思想的なものがあるようですが、「誰にも話す気はない」とハッキリ言っていました。

墓場まで持って行くってさ。
自分の存在意味がわからず苦悩する主人公シンジ。
自問自答を繰り返しながら、“自分は自分でいればいい”と気がついたことに対しての「おめでとう」ではないか…、と考える人が多いようです。
観ている人それぞれに受け取り方や解釈の違いがあっていいのだと、訴えかけているようにも感じますね。
「おめでとう」を言った順番に意味はあるのか?

順番に意味があるとすれば、シンジが最も信頼し心を許している順番ではないでしょうか。
そう考えると、シンジの手によって死することを選んだ”渚カヲル”がいないことも理解できますよね。

シンジに生きることを譲ったって感じだったよね。
順番はこちら。
- ミサト
- アスカ
- レイ
- リツコ
- 加持
- ヒカリ
- ケンスケ
- トウジ
- ペンペン
- マコト
- シゲル
- マヤ
- 冬月
- 碇ゲンドウ・ユイ
上司であり保護者としても、深い関係にあったミサトが最初であることは納得。
そして共に戦った同志であるアスカ、レイと続きます。

意味なんかないって言う人もいるけどさ、何かありそうだよね。
庵野監督の中では「ありがとう」の意味がちゃんとあっての順番ですから、適当ではないはず。
考えれば考えるほど、謎が深まります…こんなアニメは珍しいですよね。(汗)
参考にしたのはファミレスだった!

シンジを囲んで「おめでとう」を言うあのシーン、実はファミレスで誕生日を祝うサービスを見て参考にしたもの。

あれがモデルだったのかぁ。
他にもお客さんがいる中で、音楽と共にロウソクに火を灯したケーキをテーブルまで運んできてくれるんです♪
その後スタッフの皆さんが「おめでとうございます!」と拍手をしてお祝いしてくれるサービス。
実は私、大人になってから友人たちにサプライズでお祝いしてもらったことがありました。
ちょっと恥ずかしかったですが、とても温かい気持ちになったのを覚えています。

えっ、大人でもやってもらえるんだね!
最終回でのこのシーンを見た人の中には、
- 宗教的なイメージ
- 自己啓発セミナーみたい
などの噂がありましたが、そんなに重く難しい話ではありませんでした。
信頼する人たちに囲まれて祝福されたら、それだけで元気になれそうなシーンです。
真意は分かりませんが、庵野監督が憧れるシーンだったのかもしれませんね♪
最後の言葉で伝えたかった内容を考察

アニメの最終回で流れる最後の言葉の意味がわからず、モヤモヤしている人が多いようです。
確かに、”父への感謝”と”母への別れ”の言葉だということはわかりますが、意味は明確にされていないのでわからないまま。
最後は全ての子供達に「おめでとう」ですから、なんのことやら意味不明。(汗)

本当に意味不明なんだよぉ。
ただ、エヴァンゲリオンの熱いファンの中には、「最高に感動する終わり方」と称賛の声があるのも事実。
この最後の言葉の意味を知ることで、エバンゲリオンが私たちに伝えたかったことは何か、わかるような気がしますね。
両親への感謝と別れの内容は?

両親への感謝と別れの言葉は、シンジが出した答えそのもののように感じました。
自暴自棄になり、精神状態が激しく乱れていたシンジ。
その気持ちがどのように変化して出た言葉だったのか、心の動きがとても気になりますよね。

かなり苦しんでたから、出した答えが前向きで安心したよね。
父にありがとうの意味は?
エヴァに乗ることで自分の存在意義を見出していたシンジにとって、「エヴァに乗らない自分」は必要のない人間だと思い込んでいました。
人から嫌われることを恐れ、でも認められたいという欲求に苦悩することに。

同じ悩みを抱えている人は多いかもしれないね。
自問自答を繰り返した結果、「自分は自分のままでいい」「全ては自分の思い込み」であることに気づきます。
それに気づかせてくれた父への感謝の言葉が「ありがとう」だったのではないでしょうか。
母にさようならの意味は?
エヴァンゲリオンの中にはコアがあり、シンジが搭乗する初号機には母“碇ユイ”の魂が宿っています。

弍号機にはアスカのお母さんの魂が宿っているんだよね。
エヴァンゲリオンに乗っていればみんなに必要とされる…いつしかそのことだけが自分の生きてる意味だと思い込んでいました。
ですが、エヴァに乗っていなくても自分は生きて、存在していいのだと気づいたので、母に「さようなら」と別れを告げることができたのかもしれません。
「全てのチルドレンにおめでとう」は完全に意味不明

「全てのチルドレンにおめでとう」というこの言葉、結論からいうと全く意味がわからないというのが正直なところ。(汗)

やっぱりわからないよね…。
私なりに解釈しようと思うのですが、良い答えが見つかりません。
シンジに対して、みんなが「おめでとう」と言うことについては、「きちんと答えが出せてよかった」「ちゃんと気づけてよかった」の意味があると思います。
では、全ての子どもたちは何がおめでたいのでしょうか…。
いろいろな人の意見が知りたいと思い調べてみたのですが、
- 特に意味などない。
- 最終回を見ている思春期の子供達に対しての言葉。
- 生まれてきてくれたことに対しての言葉。
など、やはりどれも可能性のひとつですから、正解がわかりません。
最終回を何度見返しても、どんなに考えても意味不明でムズムズしてしまいます。(笑)

答えがわからないとムズムズするよね!
伝えたいことがわかりそうでわからない…そこがエヴァンゲリオンの面白さのひとつなのかもしれませんね。
まとめ

エヴァンゲリオン最終回の「おめでとう」について調査しました。
最後の言葉の意味も考察しましたが、解釈が難しくてシンジと同じくらい、見ている私たちも苦悩させられるアニメですよね。(笑)
- エヴァンゲリオン最終回の「おめでとう」の意味は?
→庵野監督は誰にも言わないと決めているそうで、意味は誰にもわからない。 - 最後の言葉を考察!
→両親への感謝と別れの言葉は、シンジが苦悩から解放されたことの表れ。
→全ての子供たちへの言葉は全く理解できず、謎のまま。

アニメの最終回は本当に話題になったよね。
深掘りすればするほど、謎が深まった気がするのは私だけでしょうか…。(汗)